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ネパール旅行記32:ホーリーハタノシイオマツリ

3月10日。

朝早く起きて、空港に行ってみた。

昨日の時点ではまだラヴィさんからしか欠航の情報を聞いていなかったから。

疑うわけじゃないけれども、一応、念の為。

結果は…書くまでも無いorz

Departureの掲示板をしばらくボオっと眺め、眺め飽きてから帰った。

そんな朝。
宿に戻り、パンを買って食べ、10時前に中華国際航空(Air China)のオフィスへ。

オフィスは、主のいなくなった旧王宮の北側の通りにあった。

IMGP3291.jpg


ところが、案の定開いてない…

オフィスが定刻通りに開くようなお国柄でないことは分かっているものの、困難が予想される交渉を前に気持ちが焦る。


オフィスの前にいた警備員風の男に聞いてみると、10時に開くはず、とのこと。

ところが、10時を過ぎてからも、待てど暮らせどオフィスが開く気配はない。

通りがかりの親子づれが警備員の知り合いだったらしく、待っている僕の前で立ち話を始めた。

何やら携帯電話を取り出して、それをタネにして盛り上がっている。

子供がはしゃぐ。

そういえば、今日はホーリーとかいうお祭りなんだとか。

アンクルが閉まっているのも、お祭りのため、と昨日聞いた気がする。

お祭りではしゃぐ元気を溜めているのか、あたりはえらく静かだ。

車もあまり通らない。

もっとも、この辺りはいつも静かなのかもしれないが。



……

………

開かないなあ、開かないのかなあ…


と、とうとう見かねた警備員が、

「開いたら知らせるから、今日はもう帰ったら?」

と言って自分の携帯番号を渡してきたので、こちらもホテルの名前と電話番号、泊まっている部屋番号を告げて帰ることにした。

ちなみに、午後もう一度オフィスの前まで行ってみたが、やっぱり開いてなかった。

電話では、今日は開いてる、って言ってたのに…

Air Chinaめ…


宿に戻ってからラヴィさんに電話。

Air Chinaのオフィスが閉まっていたことを告げると、念の為他の航空会社の便を予約しておこうか、と提案されたので、お願いすることにした。

予約が取れれば、後は金の問題さえ解決できれば、12日中に出国できるはず。

休みの日でもこうして対応してくれるなんて、感激です!


さて、保険をかけたところで、飯でも食いに行きますか。

ということで外に出ると、何やら朝には無かった物々しい雰囲気が街を覆っている…


たまに聞こえてくる水を撒く音と、人々の悲鳴、歓声、笑い声…



そうだ、そういえば昨日ラヴィさんが言っていた。

「明日は水にぬれないように気を付けてくださいネ」

と…



で、種明かしをすると。

この日行われていたホーリーというお祭り、


みんなで色のついた水をぶっかけ合う


という、エキサイティング極まりない祭りなのである!ヒャッハー!


実際、街中を歩いていると、顔に絵具をぶちまけたかのような、カオスなフェイスペインティングをした若者達を何人も見かけた。

彼らはみな一様に、ビニール袋に色水を入れた”弾”を持ち歩いている。

そして、ターゲット(=同じようにフェイスペインティングをし、色水弾を持ち歩いている輩)を発見するや、遠慮なく”発射”していた。

さながら、街中至る所で雪合戦をしているようなもの。

敵も味方も勝ちも負けも無いんだろうけど。


とまあ、これがこの祭りの正しいルールであるようだ(いや知らないが、そう見えた)。

ターゲットになるのは祭りの参加者(フェイスペインター)だけのはずだから、勝手にやっててくれってなものである。

が、みんながみんな行儀よく祭りのルールにのっとるわけもなく、我関せずの旅行者も遠慮なくその祭りに巻き込まれることになる。


①流れ弾

誰かを狙った弾が外れ、とばっちりを食う。

祭りの性質上、この被弾はやむを得ない。

やむを得ないが、当たると悲しい気分になる。

怒りのやり場がないだけに。


②バケツ攻撃

と書けば、何をやってるか分かりすぎるぐらい分かるとも思うが、一応説明すると、バケツに入った水をぶちまける攻撃法である。

袋小路に逃げ込んだターゲットに浴びせるための近接攻撃(エグイ…)に用いたり、通りを行く人全員をターゲットにした範囲攻撃に用いたり。

バケツごと投げてくることはないだけ安心。

か?


③2階からバケツ攻撃

いくつかの窓からは、人が通るたびに放水が行われていた。

この攻撃を避けるためには、注意深く路面を観察し、放水痕のある窓の下は避けて通るしかない。


④ガキンチョ

ガキは容赦ない。

マジで。



というわけで、この上ないぐらい周りを警戒しながら、もはや常連の「おふくろの味」へ向かった。

この凄惨な祭りの中でも、おふくろの味はいつも通りやっていてくれて、助かった。

おふくろの味は、建物の2階にある。

食事中、店員さんはずっと窓から下界の悲惨な様子を観察していた。

と、下界の住人と言葉を交わしたかと思うと窓から飛び退く店員さん。

直後、窓の近くではじける色水弾の音

ここもまた完全に安全というわけではないのか…


おふくろの味からの帰り道、再び周りを最大限警戒しながら歩く。

途中、フェイスペイントした白人の女の子が、壁際まで追い詰められた挙句、バケツ攻撃を食らってずぶぬれになっていた。

エ…エグイ、、、が、ちょっとエロイ♥

その後、彼女は周りから分けてもらった色水弾で果敢にも反撃を試みようとしていた。

とりあえず、とばっちりは食わないように足早にその場を後にする。


と、バシャーンという音とともに背面から水しぶきがかかる。

建物の上からの攻撃だ!

直撃は免れたが…


そんなこんなで、最もにぎわっている修羅場をくぐりぬけ、ホテルまであと通り1つまで来たとことで。

首筋に衝撃!

感じる水温!

遅れて聞こえてくるガキ共の笑い声と走り去る足音!



ちくしょう、やられた…直撃だ…

しかも…ん?なんかこの水…臭くない?ねえ、どこの水?


その後、夕食の時間まで、ホテルで避難してた…

街の喧騒を聞きながら、

みんな滅びればいいのに

と思ってしまったことを、お許しください、神様。


続く
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